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ブランドバッグの適切な保管方法

せっかく買ったブランドバッグ。どうせなら長く大切に使いたいですよね。

将来的には売りに出す予定ならなおさら、良い状態で保管できていればその分高値で買い取ってもらえます。そこで今回の記事ではブランドバッグの適切な保管方法についてご紹介しようと思います。

どのような原因で劣化するのか?

具体的にどのような原因で鞄は劣化するのでしょうか。

ざっくり分けると主に3つ、「紫外線・湿気・摩擦」になります。

①紫外線

まずは紫外線。鞄も人間の肌と同じように日焼けをします。日焼けすることで乾燥し、ひび割れや色ムラの原因になってしまいます。

②水分

次に水分。ブランドバッグの多くはヨーロッパの気候に合わせて作られているレザー製品です。ヨーロッパは乾燥している地域が多く、多湿な気候である日本に比べて湿気への対策の必要性が低いです。そのため、湿気への対策は必須であり、雨や手汗等の水分も重要です。型崩れやシミ、湿気の多い季節の場合カビが生える原因にもなります。

③摩擦

最後に摩擦。摩擦が起こることで表面のコーティングが摩耗していきます。テーブルや衣類との接触でも摩擦は発生するため、初めは目立たないうちでも、時間が経つにつれて表面のコーティングが剥がれていってしまいます。

適切な保管方法

本題であるブランドバッグの適切な保管方法について掘り下げていきます。

どのような原因で劣化するのかについては上記のとおりですが、ここからはその具体的な対策や、その他保管する際に注意するべきポイントについてもご紹介していきます!

汚れを拭き取る

どれだけ気を付けていても長期的に普段使いを続けていれば汚れはついてしまうものです。その際に汚れを発見した際、即座に拭き取ることが大切です。ケアするのが遅くなるほど汚れは落としにくくなります。そのため、汚れの有無は使用した後は必ず確認しましょう。

日光を避け通気性の良い場所に保管

使用しないときは直射日光を避けて通気性の良いところで保管しましょう。また、鞄を保管するのに適した湿度は40%~60%といわれています。これを目安に湿度の調整のため、乾燥剤や加湿器の使用を検討してみてください。

この時、他のアイテムとは少し距離をおいて保管しましょう。密接な距離で接触すると、色移りや摩擦による傷がつく原因になります。

布をかぶせて保管

保管の際鞄の上から布をかぶせて保管してあげることで、ほこりが発生することを防げるほか、鞄の天敵である紫外線によるダメージも防止することができます。また使いたいときにもすぐに取り出せるため、日常的に鞄を使用するといった方にもお勧めできます。また、布をかぶせてあげることで他のアイテムとの接触も防げるため、一石二鳥といえます。

この場合、通気性の観点から不織布が最適といわれています。通気性の悪いものはカビの発生にもつながるので、布の生地には注意しましょう。

詰め物をして保管

新聞紙や不識布を詰めてあげることで、鞄の型崩れを防止することができます。不要な紙類、布類でも問題ありませんが、この際にも通気性には注意しましょう

また、新聞紙の場合インクが鞄に色移りしてしまう場合があるので、無地の紙やタオルでくるんであげると安心です。

そして、長期にわたって保管する場合には詰め物は定期的に交換しましょう。詰め物をする目的のひとつとして、余分な湿気を吸い取ることがあります。そのため、湿気を吸い取った詰め物を放置しておくとカビの発生につながります。

保管に役立つ便利アイテム

乾燥剤

前述のとおり、鞄にとって湿度は天敵です。そのため、防湿剤・脱湿剤も便利です。これにより適切な湿度を保てるため、カビの発生等、湿気によって与えられるダメージは防止できます。

また、活性炭もおすすめです。湿度を適切に保ってくれるほか、においも吸収してくれるほか、リサイクルも容易です。

ただし、使用する種類と量については注意しましょう。使用量を間違えれば、乾燥によるひび割れのようなダメージを追うこともあります。種類については、市販の乾燥剤には香りのついているものがあり、鞄に香りがついてしまうため、無臭のものを選びましょう。

シェーパー

シェーパーとは何ぞやという方にご説明すると、シェーパーとは鞄の内部に挿入することで、その鞄の形状を維持する目的で使用するアイテムです。これがあれば詰め物をする必要性も半減するため、日々のお手入れに必要な時間も短縮できます。

ただしサイズや形状には注意しましょう。大きすぎれば鞄を伸ばしてしまうリスクがあり、合わない形状のものを使用するとかえって変形してしまう場合があります。

さいごに

ブランドバッグの劣化する原因や適切な保管方法、便利なアイテムについてご紹介させていただきました。

日々のひと手間で鞄の寿命は大きく伸びます。また、あまり使用しないのであれば、専門家に管理してもらう方がより良い状態で保管できるため、質に出してしまうのも一つの手です。その場合は是非ハイブランドをご利用ください!

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